中央放射線部について
現代医学には必要不可欠である画像診断や放射線を用いた治療を扱う中央部門が中央放射線部です。
中央放射線部は、画像診断、IVR、核医学検査、放射線治療の4つの部門に分かれており、病院の診療や治療の支援を行っています。
画像診断部門では、一般撮影やX線CT、磁気や電波を利用したMRIなどの装置を用いて検査を行い、必要な画像を各診療科の医師に提供しています。
IVRはInterVentional Radiorogy(インターベンショナルラジオロジー)の略で、日本語では画像下治療と呼ばれます。X線透視装置やX線CT装置などで体の中を観察しながら、カテーテルなどの細い医療器具を入れて、標的となる病気の治療を行います。ステントグラフト留置術?頭部動脈瘤コイル塞栓術?肝動脈化学塞栓術?経皮的冠動脈形成術などが代表的な手技になります。
核医学検査はアイソトープ検査やRI検査とも呼ばれ、特定の臓器や組織に集まりやすい性質を持った放射性医薬品を使い、そこから放出される放射線をガンマカメラと呼ばれる装置で撮影することにより検査を行います。
放射線治療は、高エネルギーの放射線を人体に照射して、様々な病気を治療したり、病気の予防を行う治療方法です。外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)と並んでがんの3大治療法の一つとして知られています。放射線治療の特徴として、他の治療方法よりも低侵襲で、体の負担が少なくて済むことが挙げられます。
部門ごとの詳しい内容は、下のメニューよりお選びいただけますので、ぜひご覧になってください。
主な検査設備?機器(申博_申博手机版-平台官网6年10月現在)
画像診断部門
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内視鏡部門
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救急部門
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IVR部門
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手術部門
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核医学部門
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放射線治療部門
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認定資格(申博_申博手机版-平台官网6年6月現在)
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学術活動
2023年度
発表種別 |
演題名?原稿名 |
学会名?掲載誌名 |
氏名 |
日付 |
研究発表 |
CTHAにおける近位血管のアーチファクトを抑制した造影剤注入条件の検討 | 第52回日本IVR学会総会 |
下田純平 |
2023/5/19 |
受賞記念の再発表 |
機械学習を用いたX線CT検査に対する撮影指示予測の実現可能性 | 近畿支部2023年春季勉強会 |
清水幸三 |
2023/5/21 |
論文(臨床技術) |
機械学習を用いたMRI撮像指示予測に関する基礎検討 | 日本放射線技術学会雑誌 |
清水幸三 |
2023/6/1 |
講演 |
技師が静脈注射を行うまでの歩み-タスクシフト/シェアで変化する技師の役割- | 奈良CT conference |
森岡雅幸 |
2023/6/29 |
講演 |
「造影CT検査における診療放射線技師による静脈注射~導入のための環境整備から実運用まで~」 | 第75回Osaka Technologist Conference |
山谷裕哉 |
2023/8/29 |
講演 |
股関節撮影?当院での撮影法の紹介? | 関西島津ユーザー友の会~股関節を極める~ |
稲葉彩華 |
2023/9/13 |
研究発表 |
Task Adaptive pretrainingを用いた,MR撮像指示予測精度の向上 | 第51回日本磁気共鳴医学会大会 |
清水幸三 |
2023/9/22 |
講演 |
「造影CT検査における診療放射線技師による静脈注射~導入のための環境整備から実運用まで~」 | 第2回関西Nemoto造影CT研究会 |
山谷裕哉 |
2023/11/11 |
講演 |
趾?足関節のX線撮影は,全て立位撮影 | 第26回全国X線撮影技術読影研究会NTRT和歌山大会 |
間井良将 |
2023/11/25 |
講演 |
造影CT検査の安全対策-いま私たちが考えるべきこと- | 日本放射線技術学会近畿支部2023年度超基礎講座 |
森岡雅幸 |
2024/1/14 |
講演 |
次世代の診療放射線技師に求められる組織的スキルと専門スキル~一般撮影~ | 2023年度京都医療科学大学講演会 |
間井良将 |
2024/2/11 |
講演 |
手術支援画像を作るのは大変??3D Labにおける医師と技師の関係性? | CT画像研究会 |
西久保直嗣 |
2024/3/2 |
講演 |
「造影CT検査における診療放射線技師による静脈注射~導入のための環境整備から実運用まで~」 | 第49回関西CT技術シンポジウム |
山谷裕哉 |
2024/3/9 |
2022年度
発表種別 |
演題名?原稿名 |
学会名?掲載誌名 |
氏名 |
日付 |
研究発表 |
機械学習を用いたMRI撮像指示予測に関する基礎検討 | 第78回日本放射線技術学会総会学術大会 |
清水幸三 |
2022/4/14 |
研究発表 |
管電圧変化による希釈造影剤のコントラストの検討 | Japan Endovascular Treatment Conference 2022 |
柴田佳祐 |
2022/6/12 |
研究発表 |
機械学習を用いたX線CT検査に対する撮影指示予測の実現可能性 | 日本放射線技術学会 第66回近畿支部学術大会 |
清水幸三 |
2022/11/19 |
研究発表 |
厚生労働省標準規格HS017(JJ1017指針)用作業補助ツールは作業の効率化に寄与するか | 第42回医療情報学連合大会第23回日本医療情報学会学術大会 |
森田周作 |
2022/11/19 |
講演 |
頭頚部MRA-困ったときの次の一手- | 第115回奈良県 MR conference 定例研修会 |
野儀明宏 |
2023/3/24 |
2021年度
発表種別 |
演題名?原稿名 |
学会名?掲載誌名 |
氏名 |
日付 |
MAJOR PAPER |
Three-dimensional Gradient-echo is Effective in Suppressing Radiofrequency Shielding by a Titanium Mesh. | Magnetic Resonance in Medical Sciences |
山谷裕哉 |
2021 |
Technical Note |
Echo-planar imaging is superior to fast spin-echo diffusion-weighted imaging for cranioplasty using titanium mesh in brain magnetic resonance imaging: a phantom study. | Magnetic Resonance in Medical Sciences |
山谷裕哉 |
2021 |
Original Paper |
Evaluation of a Polyethylene Glycol Phantom for Measuring Apparent Diffusion Coefficients Using Three 3.0 T MRI Systems. | Appl Magn Reson |
山谷裕哉 |
2021 |
Brief Report |
Pain-Related Abnormal Neuronal Synchronization of the Nucleus Accumbens in Parkinson’s Disease. | Radiological Physics and Technology |
山谷裕哉 |
2021 |
Scientific Paper |
Can magnetic resonance imaging after cranioplasty using titanium mesh detect brain tumors? | Phys Eng Sci Med |
山谷裕哉 |
2021 |
講演 |
3D-LABを踏まえて | 第38回 関西SOMATOM研究会 |
柴田佳祐 |
2021/5/22 |
講演 |
「外科医が求める3D画像を実現するテクニック~頭部領域~」 | 日本放射線技術学会近畿支部 2021年度臨床技術セミナー |
山谷裕哉 |
2021/9/10 |
講演 |
JJ1017化への挑戦 | 2021年度日本医用画像情報専門技師会主催 「医用画像情報の管理?運用における実務者向けセミナー」 |
森田周作 |
2021/10/3 |
シンポジウム |
JJ1017指針Ver3.4 改定の効果 -ユーザの立場から- | 第49回日本放射線技術学会秋季学術大会 標準化フォーラム JJ1017指針 Ver3.4 改 定内容とその効果―さらなる普及に向 けて― |
森田周作 |
2021/10/16 |
研究発表 |
再構成法の違いが頭部血管造影CTにおける末梢血管の描出能に与える影響 | 全国自治体病院学会 |
西久保直嗣 |
2021/11/5 |
講演 |
3Dで手術を応援!~CTによる画像支援~ | 日本放射線技術学会 2021年度市民公開シンポジウム |
間井良将 |
2021/11/14 |
講演 |
スライス面内の非線形の分解能?時間分解能について(TTFの測定方法を含めて) | 奈良CT conference |
西久保直嗣 |
2022/2/12 |
2020年度
発表種別 |
演題名?原稿名 |
学会名?掲載誌名 |
氏名 |
日付 |
Original Article |
Sex differences in reference values of hip acetabular measurements using computed tomography in Japanese adults and the effect of aging on the measurement parameters. | Journal of Orthopaedic Science |
山谷裕哉 |
2020 |
研究発表 |
厚生労働省標準規格( JJ1017)のバージョンアップは放射線部 門の標準化をすすめるか | 第40回医療情報学連合大会(第21回日本医療情報学会学術大会) |
森田周作 |
2020/11/20 |
講演 |
いまさら聞けない3D画像解析の実際?VINCENT画像解析の実際をお見せします~ | FUJIFILM NEVER STOP SEMINAR |
間井良将 |
2020/12/11 |