申博_申博手机版-平台官网 > ニュースレター > ニュースレター第1号
ここから本文です。
更新日:2015年3月1日
創刊号(No.1)/2010.8
創刊号(No.1)/2010.8.
利用者各位
いつも附属図書館をご利用いただきありがとうございます。
今月から、この『ニュースレター』で月1回、利用者のみなさまに図書館の利用案内や新着情報などをお届けすることになりました。
記事は、項目ごとにそれぞれの担当者が執筆しております。
今後ともますますのご利用よろしくお願いいたします。
附属図書館長平尾佳彦(泌尿器科学講座教授)
インターネットやコンピュータ技術の進歩により、図書館機能も大きく変貌してきました。従来の書籍を中心とした図書館から、インターネットに代表されるネットワーク中心の新しい情報集中処理により、いつでも、誰でも、どこからでもコンピュータを通じて電子ジャーナルから最新科学情報を入手することが出来る時代になりました。本学図書館は科学情報発信の重要な基盤であるとともに、情報を蓄積し系統だった知識として形成させる役割も重要と考え、限られた財源を有効に活用して皆様の役に立てるようサービスの向上に努めています。電子ジャーナルの積極的な導入により図書館が空間的な制限から開放され、教育支援、研究支援、診療支援に加えて地域貢献に更に寄与することを目標にしています。教育?研究支援においては電子ジャーナル、電子ブックに加えて、本学発の知的財産を蓄積して広く発信する機関リポジトリ(GINMU)を構築し、既に1、000件以上の知財をデータベース化してきました。また新たに館内無線LANを設置し、個人のWi-Fi機器に簡単に接続して情報検索できる環境を提供しています。
学生を含め多くの本学職員の方々に利用していただけるように、図書館職員と共にサービス向上に努めますので、ご支援、ご協力をお願い致します
今回は、初回ということもあり、図書館利用の基本的な部分についてお話をさせていただきます。
まず、利用登録について。
資料の貸出や夜間?休日の無人開館時の入退館には、[入退館カード]の登録が必要です。
ただし、昨年度および今年度4月の新規採用の方(オリエンテーションに参加された方)は、その時点で既に登録をさせていただいております。
学生、大学院生の方は、学生証でご利用いただけますのでこちらも登録の必要はございません。
また、研究推進課発行の各研究棟への入退室カードをお持ちの方につきましては、そのカードでのご利用は可能ですが、貸出の際には、図書館での登録が必要ですので、メインデスクにお申し付けください。
次に、利用時間について。
平日の通常開館は8時45分-18時00分、夜間の無人開館(職員不在)は18時10分-22時00分、休日(土曜?祝日)の無人開館は8時45分-22時00分です。
8月のみ通常開館(8時45分-17時00分)、夜間の無人開館(17時10分-22時00分)となっておりますので、ご注意ください。
最後に、貸出について。
メインデスクで資料とともに[入退館カード]をご呈示ください。図書、雑誌をあわせて5冊まで、2週間借りていただけます。
ただし、新着雑誌(今年度の場合は、2009-2010年発行のもの)につきましては、翌日(週末の場合は翌週の通常開館日)までとなっておりますので、貸出の際はご注意ください。
*夏期特別貸出
貸出日:7月20日から8月31日まで
返却日:9月1日から15日まで段階的に変更します。
ただし、冊数は通常どおり5冊、新着雑誌は対象外です。
次回は、パソコンと視聴覚室の利用についてお話をする予定です。
新着図書4月-7月のリストを作成しました。
こちらからご覧いただけます。
指定図書(過去3年分)のリストを作成しました。
指定図書選定の際の参考にして下さい。
こちらからご覧いただけます。
5月25日ついに本学機関リポジトリ「GINMU」(外部サイトへリンク)(Global Institutional repository of Nara Medical University)の文献登録件数が1000件に達しました。担当者の手際が悪く、2年近くかかってしまいましたが、ようやく大台に乗せることが出来ました。(文献をご提供くださった先生方、本当に有難うございました。)
さてさて機関リポジトリっていったい何?という方も居られるかと思いますので、簡単にご説明を???。
機関リポジトリとは、学術機関における研究?教育成果を電子的に蓄積?保存すると共に全世界に向けて無料一般公開することを目的に構築されましたもので、学術資料のオープンアクセス化という風潮の高まりと連動いたしまして、全世界的にも注目されているシステムとなっております。登録するメリットといたしましては、大学側の立場ではブランドの向上、社会への説明責任の達成、研究者側の立場では、研究成果の効果的な発信及び保存、影響力(インパクト)の向上などが挙げられます。
という事で、図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。これは本学の発展に大いに関わりのある事業となっておりますので、何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、附属図書館機関リポジトリ担当、鈴木(内線2293 tsuzuki@naramed-u.ac.jp)、和田(内線2392 tata-rin@naramed-u.ac.jp)までお願いいたします。
インパクトファクターを掲載したツールとして名高いJCR(JournalCitationReports)を今まではCD-ROM版で購入していたため、直接ご覧いただくことができませんでしたが、今年度からWeb版の利用契約に切り替えました。
これによりまして、学内であればいつでもご利用いただけるようになりました。さらに、6月半ばに2009年版がリリースされたところです。
Web版でご覧いただけるデータは、従来の2年間の引用状況から算出されたインパクトファクターに加えて、5年間の引用状況から算出した「5-Year Impact Factor」や、メジャー誌による引用に重み付けをして算出した新指標「Eigenfactor」などが掲載されています。
学術雑誌の評価ツールとして便利なJCR Web版(外部サイトへリンク)をどうぞご活用下さい。
JCR Web版に付随して、文献管理ツールの代表格である「EndNote」のWeb版も利用できるようになりました。PubMedや医中誌などで検索した結果を保存?管理する上で役立つツールです。また、各雑誌の投稿規定に合わせて参考文献リストを自動生成する機能も付いています。
利用登録は学内でしていただく必要がありますが、登録後は学外からログイン可能です。
製品紹介→http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/endnote_web.html(外部サイトへリンク)
利用登録→http://www.myendnoteweb.com/(外部サイトへリンク)
EndNote Web版の利用説明会を以下の日程で開催いたします。予約は不要ですので、お気軽にご参加下さい。
このたび、オープンキャンパスに合わせてオリジナルグッズを2点作製しました。
暑い夏を快適に過ごしていただくための「うちわ」と実用性の高い「クリアファイル」です。関心を持たれた方は、図書館で配布していますので、ぜひお越し下さい。
『ニュースレター』の創刊号、いかがでしたでしょうか。
ご意見、ご感想等ございましたら、下記のアドレスまでよろしくお願いします。
今後の記事の参考にさせていただきたいと思います。
奈良県立医科大学附属図書館
内線:2294
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
お問い合わせ
公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係
奈良県橿原市四条町840番地
電話番号:0744-23-9981
ファックス番号:0744-23-3273