奈良県立医科大学_開学80周年及び畝傍山キャンパスオープン記念
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大学の組織HPhttps://naraseikei.com/グループでは、リウマチセンターが再開し、第28回日本リウマチ学会近畿支部学術集会(田中康仁会長)を開催いたしました。脊椎?骨粗鬆症グループでは若手医師が増えました。小児整形グループが新設され、SICOT Orthopedic World CongressでHenri Award(藤井宏真講師)等を受賞しております。骨?軟部腫瘍グループでは第58回日本整形外科学会骨軟部腫瘍学術集会(朴木寛弥会長)を本年開催予定です。救急医学整形外科グループでは、骨盤骨折や脊髄損傷の治療を積極的に行ってくれております。スポーツ医学グループでは第9回日本関節鏡?膝?スポーツ整形外科学会(田中康仁会長)、日本スポーツ整形外科学会2024(熊井司会長)を開催いたしました。全体では第33回日本整形外科基礎学術集会(田中康仁会長)、第33回日本整形外科超音波学会(同会長)を開催いたしております。これらの活動が認められNews Weekの2024年Asian Paci?c地域における病院ランキングの整形外科部門でランクインを果たしました。HPhttps://nara-oms.com/口腔疾患の講義?臨床医学実習に携わっております。 研究においては、口腔疾患に関する研究成果を報告しており、25件の優秀発表賞や3件の優秀論文賞を受賞しております。また近年では、柳生貴裕を中心に特定臨床研究を積極的に行っています。当講座出身者は学外でも活躍しており、近年では森本佳成が神奈川歯科大学教授、仲川雅人が大阪歯科大学助教、上田順宏が朝日大学准教授に就任しました。また、学会の主催も行い、2022年に第46回日本頭頸部癌学会、2023年に第68回日本口腔外科学会総会?学術大会を開催しました。 現在、山川延宏准教授、柳生貴裕講師、川上正良学内講師、仲川洋介助教、中村泰士助教、大澤政裕助教、舟山直希助教、10名の医員、初期研修医を中心に運営しております。本学が開学80周年?新キャンパス移転と飛躍の時を迎えるにあたり、当講座も臨床?教育?研究をさらに発展させるべく研鑽を積んでまいります。362024年4月 整形外科学教室 集合写真 整形外科では現在13の診療グループが活動いたしており、それぞれの10年の歩みを記載いたします。足の外科グループは第6回アジア足の外科学会(田中康仁会長)、第3回日本フットケア足病医学会(同会長)を開催し、日本足の外科学会を第41回(杉本和也会長)と第46回(熊井司会長)を主催いたしました。手外科マイクログループは第41回日本骨折治療学会(矢島弘嗣会長)、第32回日本肘関節学会(同会長)、第67回日本手外科学会(面川庄平会長)、第51回日本マイクロサージェリー学会(村田景一会長)を開催いたしました。外傷治療グループでは、2016年に玉井進記念四肢外傷センターが開設されました。肩グループでは日本肩学会で高岸賞(井上和也学内講師)を受賞し、膝グループでは日本整形外科学会学術賞(大串始先生)やMasaki Watanabe Award(藤沢義之先生)を受賞し、第11回日本舞台医医学会(小川宗宏会長)を開催いたしました。股関節グループでは第48回日本股関節学会(川手健次会長)を開催いたしました。リウマチ 当講座は、1981年に誕生し、2025年で45年目を迎えます。杉村正仁教授が初代教授として就任され、2002年に2代目として桐田忠昭教授が就任し2024年3月まで務められました。講座開設以来、口腔顎顔面全般にわたる多種多様な疾患に対応してきました。   ここ10年間の教室の活動として、臨床においては、口腔顎顔面領域の特殊性を鑑み、機能と形態の温存?回復を重視し、良好な社会復帰を目指した診療を行っています。2015年に当科を中心に開発した下顎再建シミュレーションシステムを臨床に応用し、2017年に内視鏡を用いた低侵襲唾石治療を開始しました。2020年には山川延宏が奈良医大口腔顎顔面外科マスターの称号を付与され手術見学を受け入れています。 教育においては、この期間で47名の初期研修医を迎え県下で唯一の公的研修施設という重責も果たしています。また、大学院へ進学した8名を含めた15名が学位を取得しました。医学部教育においても、医学科:臨床医学教育 整形外科学前教授/田中 康仁医学科:臨床医学教育 口腔外科学前教授/桐田 忠昭

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