大学の組織HPhttps://nara-oncorad.com/教育?研究?臨床に従事しています。また、玉本哲郎医療情報部長?病院教授が放射線治療専門医として附属病院放射線治療科でご活躍いただいており、申博_申博手机版-平台官网5年には医員の猪岡伸好が放射線治療専門医の資格を取得し、臨床体制のさらなる充実が図られています。 附属病院には最新の放射線治療機器が導入され、患者さんに高度かつ安全な治療を提供できる環境が整っています。しかし、放射線治療専門医の数は依然として不足しているので、当教室としては一人でも多くの放射線治療専門医を輩出し、質の高い放射線治療を奈良県下に提供することを第一の使命と考えています。そのため、若手医師のリクルート活動に力を入れ、教室への入局者の増加を目指しています。今後とも教室の歴史と伝統を守りつつ、未来の発展に貢献できるよう全力を尽くしてまいります。HPhttps://anes.naramed-u.ac.jp/大学院医学研究科に臨床神経モニター学(Clinical Neuromonitor-ing)の修士課程と博士課程を設立。麻酔科、脳神経外科、整形外科、臨床検査技師、臨床工学技士などからなる神経モニタリングチームを推進する。2020年4月より新型コロナ感染症が拡大し、C棟3階集中治療室での新型コロナ感染症病床確保のため、予定手術枠を5割に削減。集中治療部を運営する副部長の井上聡己、惠川淳二が、麻酔科、循環器内科、心臓血管外科のチームを統合し重症患者管理にあたる。2020年7月から産科医?麻酔科医?助産師との協働で無痛分□を開始し、2023年4月より術後□痛管理チームを立ち上げる。2024年2月に手術枠10割稼働に戻り、24時間体制での最終ディフェンスラインとして、多職種での周術期管理、集中治療に取り組んでいる。2024年10月に麻酔科開講50周年祝賀会を開催した。41附属病院放射線治療科 放射線腫瘍医学教室の歴史は、昭和43年に奈良県立医科大学附属がんセンター診療部門の設立に□ります。当時は放射線科の高田博教授が兼務されていましたが、昭和45年に三浦貴士教授を迎え、腫瘍放射線学教室として新たなスタートを切りました。その後、昭和54年には濱田信夫教授、昭和63年には大石元教授が就任され、それぞれの時代に応じた発展を遂げてまいりました。 平成17年、附属がんセンターの廃止に伴い、腫瘍放射線学教室は放射線腫瘍医学講座へと名称を変更し、長谷川正俊教授が着任されました。長谷川教授の定年退任後、申博_申博手机版-平台官网5年7月1日より私がこの講座を引き継ぐこととなりました。原稿を執筆している申博_申博手机版-平台官网7年2月現在、就任から一年以上が経過しましたが、伝統ある教室の責任を強く感じながら日々の業務に励んでおります。 現在、教室は教授である私のほか、准教授の浅川勇雄、講師の三浦幸子、学内講師(医学物理士)の若井展英、助教の八巻香織が 麻酔科学教室は、手術麻酔、集中治療、ペインクリニックや緩和医療などを中心に、 臨床?教育?研究に従事している。1974年に奥田孝雄が初代教授として就任。1995年5月に古家仁が二代目教授に就任。2004年の新臨床研修制度の開始により、マンパワーの著しい減少を招いたため、術前術後外来の確立、術後□痛管理チームの立ち上げ、手術室における麻酔科クラークと薬剤師の常駐などを実施。2010年には臨床工学技士による麻酔アシスタント制度を開始した。2012年に古家 仁が附属病院長に就任し、同年、日本麻酔科学会第59回学術集会の会長を務める。2012年12月に川口昌彦が3代目教授に就任。2014年12月には口腔機能管理室を含む多機能ルーム6室からなる周術期管理センターが開設され、川口昌彦がセンター長に就任。2016年に中央手術室がA?C棟からC?E棟に移転し、現在の15室(うち1室はハイブリッド手術室)の運用となる。また、大学院看護学研究科に周麻酔期看護高度実践コースを開講する。2019年には、医学科:臨床医学教育 放射線腫瘍医学教授/礒橋 文明医学科:臨床医学教育 麻酔科学教授/川口 昌彦
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