奈良県立医科大学_開学80周年及び畝傍山キャンパスオープン記念
58/90

HPhttps://kaihatsu.naramed-u.ac.jp/教育などの新たな教育手法を導入し、医療現場で求められる実践的な能力の育成を強化してきました。さらに、2008年より地域医療に従事する医師の養成を目的とした「緊急医師確保枠」を、2012年より早稲田大学との連携による「研究医養成コース」を開始し、多様な医師のキャリア形成を支援する体制を整備しています。また、スキルスラボの管理も担い、学内外のシミュレーション教育にも力を入れています。2022年度からはメンター制度を導入し、教員と連携して学生の支援体制を確立しました。さらに、本学の医学教育の質の面では、2015年度に第1巡目、2024年度に2巡目の医学教育分野別評価の認定を取得し、本学の医学教育の充実と質の高さが証明されています。 現在、教育開発センターは専任教員3名、専任職員2名、スキルスラボ職員2名の体制で運営しており、今後も本学の医学教育や地域貢献の充実と発展に向け、より良い環境の整備と教育プログラムの充実に努めてまいります。/university/kanrenshisetsu/kokusaikoryu/index.htmlHP◆2023年4月19日、プリンス?オブ?ソンクラー大学医学部の医学部長一行が本学を訪問しました。その後、2024年1月には学術交流協定を締結しました。◆2024年10月14日、サンライズジャパン病院(カンボジア)と協定を締結しました。今後は、研修医の派遣を予定しています。◆2024年10月24日?25日、本学協定校であるチェンマイ大学医学部の創立65周年記念フォーラムに、本学の医学部長、医学科長、申博_申博手机版-平台官网長が参加しました。今後の医師および学生の交流について話し合うミーティングでは、交流の機会をさらに増やすための有益な進展が得られました。53ミシガン大学一行の来学 奈良県立医科大学教育開発センターは、医学教育の発展を目的として2004年4月に設立されました。初代センター長の吉田 修学長と初代センター教授の森田孝夫先生のもと、本学の教育改革を推進する拠点として活動を開始しました。その後、2代目センター長は吉岡 章学長、3代目は細井裕司学長が務められ、初代副センター長は車谷典男医学部長が就任されました。また、2010年から2020年3月は藤本眞一先生がセンター教授を務められ、他にも多くの先生方がセンターの発展に尽力されました。 2020年4月からは嶋 緑倫医学部長が副センター長、私がセンター教育教授として着任し、2022年4月には岡本左和子先生が、同年9月には城戸 楓先生がIR機能の充実を目的に着任しました。2023年4月からは嶋 緑倫医学部長がセンター長を、私が副センター長を兼任し、現在に至ります。 開設以来、地域基盤型医療教育、チーム基盤型教育、多職種連携 国際交流センターは、海外の大学等との学術交流をはじめとした国際交流の推進を図り、本学の教育?研究?医療の向上に資することを目的として平成21年4月に設置されました。近年、増加傾向にある留学生の受け入れや支援、本学からの海外派遣の機会を増やすための協定締結など、国際的なネットワークの強化に努めています。◆2018年5月22日、ミシガン大学医学部(本学協定校)から最高責任者一行が本学を訪問しました。◆2023年度には、外国人留学生と本学学生との交流会を6回開催しました。各回では、留学生が好きなテーマについてプレゼンテーションを行い、その後フリーディスカッションを通じて交流を深めることができました。大学の組織教育開発センターセンター長/嶋 緑倫国際交流センターセンター長/嶋 緑倫

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る