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更新日:2020年4月2日
粕田 承吾(教授)
工藤 利彩(講師)
勇井 克也(助教)
法医学の実務において,異状死体の死因を決定することが大きな比重を占めています。
奈良県内では年間約1万人の方が亡くなっており,その内,年間約1800件が警察に異状死(自殺?他殺?事故死?医療過誤が疑われる死?原因不明の突然死?不詳の死など)として届け出られます。そのうち、約一割の解剖が当教室で行われております。研究面では、多数の解剖事例の集積による死因の究明に役立つ新たな指標の探索などの実務に直結した研究やアルコールによる内因性急死に関する研究、マウス敗血症モデルなどを用いた敗血症の法医学的診断法の確立をめざしています。